Cubaseでオーディオ音源をレファレンスする

Cubaseでオーディオ音源をレファレンスする

DTM作曲において初心者にとってレファレンスが重要である理由

DTMによる作曲を始めたばかりの初心者にとって、レファレンス(参考とする楽曲)を活用することは非常に重要です。以下にその理由を説明します。

  1. スキルの向上:
    • レファレンス曲を分析することで、プロの作曲家がどのように楽曲を構成し、ミックスしているのかを学ぶことができます。これにより、自分のスキルを効率的に向上させることができます。
  2. ミキシングの基準を理解:
    • 初心者はしばしば、どのような音質が理想的かを判断するのが難しいですが、レファレンス曲を使用することで、目指す音質やバランスの基準を明確にできます。
  3. 作曲の方向性を定める:
    • どのようなスタイルの楽曲を作りたいかが曖昧な場合、レファレンス曲を参考にすることで、作曲の方向性を決定しやすくなります。これにより、制作の迷いを減らし、スムーズに進めることができます。
  4. クリエイティブな発想を助ける:
    • レファレンスを聴くことで、自分のアイデアを広げ、新たなアプローチやアレンジのインスピレーションを得ることができます。初心者にとって、これは特に有用です。

初心者がレファレンスを積極的に利用することで、作曲スキルの向上と自信の獲得に繋がり、より良い楽曲を制作する手助けとなります。

具体的にはCubaseにオーディオトラックを導入して、そこにレファレンスとなるオーディオファイルを導入することになります。

Cubaseでオーディオファイル(WAV)を導入するための手順

  1. Cubaseを起動:
    • Cubaseを開き、プロジェクトを作成します。既存のプロジェクトを使用することも可能です。
  2. オーディオトラックを追加:
    • 画面上のプロジェクトウィンドウで「+」ボタンを押してトラックを追加します。
    • 「Audio」アイコンを選択し、設定が完了したら「追加」をクリックします 。
  3. オーディオファイルのインポート:
    • メニューの「ファイル」から「インポート」を選び、「オーディオファイル」をクリックします。
    • 対象のWAVファイルを選択し、「開く」をクリックしてCubaseにインポートします。
  4. ファイルの配置:
    • インポートされたファイルは選択したオーディオトラックに自動的に配置されます。
    • ファイルを必要な位置にドラッグ&ドロップで移動させてください 。
  5. ファイルの確認と調整:
    • インポートしたファイルの再生を確認し、必要に応じてトリミングや音量調整を行います。
  6. プロジェクトの保存:
    • すべての作業が完了したら、プロジェクトを保存して終了です。

iTunes に入っている楽曲をWAV形式で出力する方法

iTunesを起動

コンピュータでiTunesを開きます。

エンコード設定の変更

itunesの編集のスクショ

iTunesのメニューから「編集」をクリックし、「環境設定」を選択します。

itunesのインポートのスクショ

「一般」タブで、「読み込み設定」ボタンをクリックします。

「読み込み方法」を「WAVエンコーダ」に変更し、「OK」をクリックして設定を保存します。

楽曲の変換

  • ライブラリ内でWAV形式に変換したい楽曲を右クリックし、「WAVバージョンを作成」を選択します。
  • iTunesが自動的に選択した楽曲をWAV形式に変換し、新しいファイルを作成します。

変換されたファイルの確認

itunesとエクスプロラーのスクショ

変換されたWAVファイルは、元の楽曲と同じフォルダに保存されます。

そのWAVファイルを特定するために、マウス右クリックで『Windowsエクスプローラーで表示』を選択します。

itunes の画面スクショ

必要に応じてファイルを他の場所に移動させます。

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