PowerPointやExcelファイルのデータ量を軽くする方法

ファイルのデータ量を軽くする方法
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大容量のPowerPointやExcelファイルをメールで送る際、送信に時間がかかったり、受信者にうまく届かないといった経験はありませんか?実際、筆者の職場でも会議用資料の送信時にデータが重すぎて業務が滞ることがありました。そこで、ファイルの「重さ」を減らして業務をスムーズに進める方法をご紹介します。原因はほかにもあるかもしれませんが、この投稿では一般的な原因とその対策を紹介します。

原因

パワーポイントグラフ

PowerPointやExcelファイルには、写真やイラストなどの画像が多く含まれていることがあり、これが容量を大きくしてしまう原因です。

一般的には下記の方法をご存じの方が多いと思われます。

PowerPointやExcel内で画像を選択し、「図の書式」タブから「画像の圧縮」を選びます。

解像度を下げ、不要なトリミング部分を削除することで容量を減らせます。

このような手動で画像を一つひとつ圧縮するのは大変ですが、実はもっと簡単にファイル全体を軽くする方法があります。

対策方法

クリックすると拡大します

その方法とは、「ファイルを画像圧縮で保存」することです。操作は次の通りです:

1.PowerPointやExcelファイルを開く。

上記図はPowerPointの例を示していますが、Excelでも同様です。

2.「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選択。

3.保存時に「ツール」オプションを選び、「画像の圧縮」をクリック。

4.解像度を下げ、不要なトリミング部分を削除する設定を行う。

「✅図のトリミング部分を解除する」のボックスにチェックが入っていることを確認してください。

「Web」まで解像度を下げていただくのがおすすめです。さらに『電子メール用まで解像度を下げる画像がつぶれて分かりにくくなるためです。

この簡単な手順を実行するだけで、ファイル内のすべての画像が圧縮され、ファイル全体の容量が劇的に軽くなります。編集が終わって出来上がった後にこの操作をすると効率的です。

この方法の効果

時間と時計

筆者がこの方法を職場で紹介したところ、資料作成やファイル送信の時間が大幅に短縮され、例えば、10枚の写真やイラストなどの画像を含む資料であれば、3~5分の作業時間が節約できました。

まとめ

軽くなってジャンプする

もし、ファイルの容量に悩んでいるなら、ぜひこの方法を試してみてください。操作は非常に簡単で、すぐに効果を実感できるはずです。ファイルの圧縮で、もっと効率的に仕事を進めましょう!

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