海外サーバーのブルーホストへWordPress移管

海外サーバーのブルーホストへWordPress移管
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筆者は高級提灯販売の海外展開を目指しており、WordPressでホームページを作成し運用して海外でのプレゼンス向上を図っています。海外は具体的に欧州のかたをメインターゲットに考えています。

なぜ海外サーバーなのか?

国内サーバーから海外サーバーへ提灯のWordPressデーターを移管しました。
その理由は

  • 海外からのアクセスは物理的な距離が近いとアクセスしやすい
  • Googleで上位表示ランクのためにはサーバーは現地であるほうが有利

です。

海外のサーバーはアメリカのBlue Hostを選定。
その選定理由は、

  • コストが比較的安い
  • WordPressが推奨している
  • 日本語でのサーバー情報がウェブに存在し参考にできる

になります。

移行の際に多少のトラブルがありノウハウができたので紹介いたします。

  • 移行元 国内サーバー:X server (日本)
  • 移行先 海外サーバー:Blue Host (米国)

Blue Host に移行ツールがありましたので使用するとエラーになりました。おそらく X server側で弾いていたと推測します。X serverのセキュリティアクセス禁止ツールを解除しても以前エラーでした。原因追及と対策をしても時間がもったいないため、移行プラグイン導入を検討することにしました。

まず移行プラグインをWEBで調査し、Migrate GURUを選定。
その選定理由は

  • 今回の目標と同様の海外移行の成功例があった
  • バックアップを取らない前提であれば無料で優秀のプラグイン

です。

移行プラグインMigrate Guruの使い方

Migrate GuruでのWordPressサイトの移行手順
  • 手順1
    プラグインのインストール

    移行元(source)と移行先(destination)の両方のWordPressにプラグインをインストールしてください。

    • WordPressダッシュボードから「プラグイン」→「新規追加」をクリックしてください。
    • 検索バーに「Migrate Guru」と入力し、プラグインをインストール後、有効化してください。
    • プラグインを有効化すると、「Migrate Guru」オプションがメニューに追加されるので確認してください。
  • 手順2
    移行先でMigration keyをコピー

    移行先WordPressで「Migrate Guru」をクリック。一番下にある『Migration key』をクリックし、copyを押してください。

    これ以降手順3~手順6は移行元WordPressでの作業になります。

  • 手順3
    移行元でサーバーを選択

    移行元WordPressで「Migrate Guru」をクリック。移行先のサーバーを選んでください。サーバー名が無い場合には”Other Hosts”を選んでください。

  • 手順4
    メールアドレス入力と移行ボタンをクリック
    ImigrateGURU_migrate

    Email欄にご自身のメールアドレスを入力、チェックボックスに✅し、『Migrate』ボタンを押してください。

  • 手順5
    サイト情報の入力
    • さきほどcopyした移行先のMigration keyをペースト。
    • 移行元(source)『+』を押して、WordPress IDとパスワードを入力。
    • 移行先(destination)『+』を押して、のWordPress IDとパスワードを入力。
  • 手順6
    移行の実行
    • 必要な情報を入力後、一番下の「Migrate」ボタンをクリック
    • 移行プロセスが自動的に開始され、進行状況が表示される
  • 手順7
    移行完了の確認
    • 移行が完了すると、確認メッセージが表示される
    • 移行先サイトにアクセスし、正常に動作しているか確認
  • 移行元と移行先のサーバーの互換性を確認してください。
  • 移行前にバックアップを取得することを推奨します。

移行前に移行先に固定ぺージ、投稿、メディア、プラグインがある場合、移行後も残ってしまうのでそれらは削除してMigrate GURUだけにしてください

参考
  • 移行元 X server(ドメインa)
  • 移行先 X server(ドメインb)

Migrate Guruを使って、X server内でも別ドメイン(上記条件)に移行できました

Migrate Guruは初心者でも簡単に使用できる強力なツールです。移行プロセスは自動化されており、数ステップで完了します。

Migrate GuruでのWordPressの海外サーバー移行実施例

筆者が海外サーバーへ移行した実施の概略

  • 移行元 国内サーバー:X server (日本)
  • 移行先 海外サーバー:Blue Host (米国)

ダミーのWordPressのホームページで移行をテストし、問題なければ提灯ホームページの移行を実行する、という段取りで実施しました。

1回目、ダミーのホームページでテスト、少し手間取ったがやり直して、完全移行問題なし、成功。

2回目、提灯ホームページ移行の本番、まったく問題なし、成功。

海外サーバーへ移行した効果の確認

実際に海外移行で効果があるのかを確認するために、この2つのサーバーの表示速度を比較しました。
使用したのはGT  metrixです。欧州からの提灯ホームページへのアクセスを想定し、ロンドンでの計測で設定しました。

GTmetrixは、ウェブサイトのパフォーマンスを解析し、表示速度や最適化ポイントを明確にするツールです。使用手順は以下の通りです。シンプルな操作で、視覚的に分かりやすく表示されるため、初心者にも使いやすく、継続的な改善に役立つツールです。

まずはダミーホームページの速度比較結果

クリックすると拡大します

ロンドンからテストホームページを見た時の速度比較で、左が国内サーバーのX Server に設置した場合、右が米国サーバーBlue Hostの場合。

次に本番、提灯サイトの速度比較結果

クリックすると拡大します

ロンドンから提灯ホームページを見た時の速度比較で、左が米国サーバーBlue Hostに設置した場合、左が国内サーバーのX Server に設置した場合。(注意:テストサイト結果と左右逆になってます。)

結果 速度は若干アップしました。

考察 速度はレンタルサーバーの性能と物理的距離。XServer、BlueHostとも速いといわれているので、物理的な距離が効いているようです。

出典 https://www.submarinecablemap.com/ より スクリーンショット

インターネットの海底ケーブルが張り巡らされてますので、日本から欧州となるとかなりの距離で遅延が考えられます。

結論

欧州やアメリカなどからサイトを見る場合には、日本よりも距離的に近い海外に置いたほうが少し速度はアップします。

Japan paper lantern
Japan traditional crafts

今回移行したホームページです。筆者が運営する海外販売プロモーションサイトです。

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