初心者向け音楽用語解説「FX」が指す2つの意味を知ろう

初心者向け音楽用語解説 「FX」が指す2つの意味を知ろう
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tetsu7017
tetsu7017

DTM最初のころ、「FX」とはFX効果(SE)のことだと思っていましたので、頭の中で混乱していました💦

この投稿の対象者
  • Cubase初心者およびDTM初心者の方
この投稿を読むメリット
  • 「FX」の二つの意味を理解できるようになります
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「FX」の意味は2つある

音楽用語では下記2つの意味があります。DAWをやっているとどちらも見ることになりますので、注意が必要です。

1. エフェクト効果(Effects)

メディアプールでのVSTエフェクトの表現は「FX」

「FX」は一般的に「エフェクト(effects)」の略で、リバーブやディレイなどの音響効果を指します。Cubaseでは、これらのエフェクトをトラックに適用して音色を加工します。例えば、メディアプールでVSTエフェクトが「FX」と表示されます。

2. 効果音(Sound Effects)

LoopCloudで「FX」と検索した結果 これはWAV形式の効果音(SE)でした

一方、「FX」は効果音(サウンドエフェクト)を指すこともあります。例えば、Loopcloudで「FX」と検索すると、WAV形式の効果音が表示されます。これらは、上昇音(ライザー)やインパクト音など、主にEDMやポップスで使用される特殊音響です。英語では「Sound Effects」と呼ばれ、略して「SE」と表現されることもあります。

Loopcloudとは、音楽制作に特化したサンプル音源のサブスクリプションサービスです。400万以上のロイヤリティフリーのサンプルを提供し、ジャンルや楽器、リズム、テンポなどの詳細な検索フィルターを活用して、必要な音源を瞬時に見つけられます。初心者からプロの音楽制作者まで幅広く利用されています。特に、サンプル音源を多用する音楽ジャンルや、独自の音作りを追求する際に強力なツールとなります。

ライザーサウンドの例
MediaBayで「FX」と検索した結果

「FX」でMediaBay検索すると、効果音の場合、Musical FX と表現されています。

したがって、「FX」はエフェクト効果効果音の両方を指す用語として使用されることが多いです。

まとめ

FX」は、エフェクト効果(リバーブやディレイなど)と効果音(ライザーやインパクト音など)の両方を指す用語です。文脈に応じて意味が変わるため、注意が必要です。